お米文化に変わるパン文化を広めたい la vie du reve(ラヴィデュレーヴ)愛知県岡崎市

パンのクオリティが 付加価値となり、 記憶に刻まれる料理に。 CAFE DAYS
冷凍生地・卸売り カフェ 愛知県岡崎市
la vie du reve (ラヴィデュレーヴ)

カフェデイズ

東岡崎駅前のオアシスとして、幅広い客層を獲得している「CAFE DAYS」。コンクリート打ちっ放しの無機質な造りに、ボタニカルなテイストをプラスしたブルックリンスタイルの店内は、居心地がよく、ついつい長居してしまいます。
ラヴィデュレーヴでは、ハンバーガーのバンズと、フレンチトーストに使用する食パンでサポート。ハンバーガーのバンズは冷凍の生地玉、フレンチトーストには、焼きあがった状態の岡崎食パンが使われています。
お店の魅力と、2大看板メニューのおいしさの秘密について、店長の仲島奈那さんにうかがいました。

お客さまにそっと寄り添える、
つかず離れずのサービスを。

― お店づくりで大切にされていることは?

お店ができた当時は東岡崎駅前にまだカフェがなくて、駅を利用する方々がゆっくり寛げる場所を提供したいという思いが店の原点です。今もその思いは変わることなく、学生さんやビジネスパーソン、年配の方まで老若男女、どなたでも気軽に訪れてもらえる、心地の良い雰囲気づくりを心がけています。
だからこそ、サービスも肩に力を入れすぎないように、親近感がありながらも押し付けがましくならないようにというのが「CAFE DAYS」らしさ。必要な時だけさり気なくそばにいて、お客さまにそっと寄り添えるような存在でありたいですね。


― お店を代表する人気メニューを教えてください。

オープン当初はカレーとドーナツが看板メニューでした。ただ、ドーナツは生地から店内で作っていたことや、揚げる時の設備面のこともあり、手間に対してクオリティが追いつかないという状態が続いていました。そこでドーナツをメニューから外し、新たな看板メニューとしてハンバーガーが誕生しました。

自家製バンズからラヴィの冷凍生地へ。
労力半減、おいしさ倍増!

― ハンバーガーも、メニュー入り当初は自家製バンズだったそうですね。

はい。粉のブレンドや捏ねる作業など、すべて店内で手がけていました。自家製バンズというアピールポイントにはなりましたが、とにかく労力がかかる。当時から勤務しているスタッフに聞くと、毎晩、夜遅くまで生地を仕込み、深夜までかかることも珍しくなかったそうです。それでもクオリティが全然安定しなくて四苦八苦していたとか。今では考えられないほど、苦労していたようです。

― ラヴィデュレーヴとの出会いはその頃でしょうか?

前オーナーとラヴィデュレーヴの加藤さん(代表)が知り合いだったこともあり、相談したようです。それがきっかけで、ハンバーガーのバンズ用の冷凍生地玉を仕入れることになったと聞いています。

― 初めてラヴィデュレーヴのバンズを使ったハンバーガーを食べた時の印象は?

実はその頃、私はまだスタッフではなく、常連客として店に通っていました。週8回、9回くらい来店していたので、店のメニューは知り尽くしていたのですが、それまでは比較的硬めのバンズで、正直、少しパサついている時があるなど、出来栄えに波があったような気がします。
ラヴィデュレーヴのバンズに代わった時は、驚くようなふわふわ、もっちり感で、シンプルに「めちゃくちゃ、美味しい!」と思いました。

― 設備面での負担などはありましたか?

もともと自家製バンズを店内厨房で作っていたので、発酵、焼成などに必要な設備はそろっており、追加で必要な物はありませんでした。

― 冷凍の生地玉からバンズを焼くまでの工程を教えてください。

1人前ずつ丸めてある生地玉を、20〜30分かけて室温で解凍します。夏は3時間程度、冬なら4時間ほど発酵した後、オーブンで焼成して上下半分にカットして完成です。

― 難しさを感じたシーンや失敗談はありますか?

一番気を遣うのは、発酵の具合ですね。目安の時間はありますが、気温などの条件によって微妙に仕上がりが異なるので、発酵の状態はその都度、微調整しています。お店が忙しい時、うっかり発酵機の中にいれすぎてしまうと、過発酵の状態になってしまい、ふんわり感が損なわれてしまいます。最高の食感で提供するために、発酵のし過ぎには注意しています。

― 設備面での負担などはありましたか?

もともと自家製バンズを店内厨房で作っていたので、発酵、焼成などに必要な設備はそろっており、追加で必要な物はありませんでした。

― 冷凍の生地玉からバンズを焼くまでの工程を教えてください。

1人前ずつ丸めてある生地玉を、20〜30分かけて室温で解凍します。夏は3時間程度、冬なら4時間ほど発酵した後、オーブンで焼成して上下半分にカットして完成です。

― 難しさを感じたシーンや失敗談はありますか?

一番気を遣うのは、発酵の具合ですね。目安の時間はありますが、気温などの条件によって微妙に仕上がりが異なるので、発酵の状態はその都度、微調整しています。お店が忙しい時、うっかり発酵機の中にいれすぎてしまうと、過発酵の状態になってしまい、ふんわり感が損なわれてしまいます。最高の食感で提供するために、発酵のし過ぎには注意しています。

ステーキのようなパテと
引き立て合うリッチ感のあるバンズ。

― バンズが替わったことによるお客様の反応は?

バンズだけ購入したいという方がいらっしゃるほど、高評価をいただいています。味、口どけの良さ、食感、香り、すべてにおいてクオリティが高まったことで、「CAFE DAYS」のハンバーガーが看板商品として浸透していったと実感します。
ハンバーガーにとって、当然のことながらバンズはすごく重要です。例えば初めて食べるハンバーガーの場合、パテがジューシーとかボリューム満点とか、メインとなる肉の印象が強いかもしれません。でも「もう一回食べたい!」と思い出すポイントって、バンズだと思うんですよね。パテだけじゃなくて、バンズの食感やおいしさが付加価値として印象に残ることで、しっかり記憶に刻まれるハンバーガーになるのかなと感じています。

― さらなるレベルアップのために、ラヴィデュレーヴのバンズに合わせて工夫していることはありますか?

バンズをカットする時の上下のバランスには留意しています。バンズの上部分は主に食感、下部分は味わいが伝わる部分なので、まずはバンズの食感をしっかり感じてもらえるように、上対下がおよそ7対3くらいのバランスになるようにカットしています。
また、以前はお肉屋さんから冷凍のパテを仕入れていたのですが、バンズの美味しさ、強さに負けないように、今は店内厨房でパテを仕込んでいます。パテの仕込みに力をかけられるようになったのも、バンズを冷凍生地に替えた賜物。よりジューシーで、ステーキを食べているようなリッチ感を堪能していただきたいですね。

――ラヴィデュレーヴのバンズに替えたことで、スタッフとして感じるメリットは?

何より、品質が安定すること。また、深夜まで頑張っていたスタッフの負担が減った分、働く環境が改善されました。既存メニューの質向上に力を注げたり、サービス部分に余裕が生まれたりと、店全体のサービスの向上につながっていると思います。

フレンチトーストには岡崎食パンが活躍。
新メニューも考案中。

― フレンチトーストにも、ラヴィデュレーヴのパンを使っているそうですね。

はい。フレンチトーストにはラヴィデュレーヴの岡崎食パンを使用しています。こちらは冷凍ではなく、焼きあがった状態の食パンを仕入れています。
当初は違う種類の食パンを卸していただいていたのですが、卵液をしっかり吸ってもパンの味わい、形状が保たれるようにという加藤さんの提案により、岡崎食パンに変更しました。私たちも、岡崎食パンの存在感と卵液がしっかり融合するように、バターをたっぷり浸し、卵液を中まで染み込ませるように弱火でじっくり焼くなど、調理法を工夫しています。

― 系列店でもラヴィデュレーヴのパンが活躍されているそうですね。
加藤さんとのご縁をきっかけに、同グループの居酒屋バル「メリケン」で出しているアヒージョのバゲットも切り替えました。「メリケン」でも、バゲットを替えた途端、お客さまから「このバゲット、おいしい!」とパンについてのコメントや問い合わせをたくさんお寄せいただけるようになりました。正直それまでは、アヒージョのバゲットを添え物程度にしか考えていなかったのですが、脇役が光ることでメニューのクオリティが格段に上がることを実感しました。

― お店の最新トピックスを教えてください。

よりのんびり、気兼ねなく時間を過ごしていただきたいと思い、2杯目以降のコーヒーをお得に楽しんでいただける、おかわりコーヒーを始めました。コーヒー豆は、実際に焙煎所までうかがって見学し、お話を聞いた上で「CAFE DAYS」のメニューと引き立て合える豆を厳選。もちろん、ハンバーガーやフレンチトーストのしっかりと主張のある、濃厚な味わいにもぴったりのコーヒーをそろえています。コーヒーの種類に合わせて仕入れ先を変えるなど、こだわりのコーヒーをお供に、癒しの時間を過ごしていただけたらうれしいです。

― 今後、挑戦してみたいメニューは?

既存のフレンチトーストをさらに進化させて、鉄板で提供するスタイルのフレンチトーストを考えています。より、ラヴィデュレーヴの食パンの美味しさを感じていただけるメニューになると思いますので、ご期待ください。

Shop Infomation

店舗情報

カフェデイズ CAFE DAYS

2015年のオープン以来、東岡崎駅前の憩いのオアシスとして愛されるカフェ。ブレッドメニューを中心に、カレーなどのライスメニューも選べる。ハンバーガーは、月替わりのマンスリーバーガーも好評です。

岡崎市明大寺本町4-35 CANVASビル1F
tel 0564-64-6317
時間 11:00~22:00(LO21:00)
定休日 不定休
HP https://cafedays.owst.jp

2015年のオープン以来、東岡崎駅前の憩いのオアシスとして愛されるカフェ。ブレッドメニューを中心に、カレーなどのライスメニューも選べる。ハンバーガーは、月替わりのマンスリーバーガーも好評。

岡崎市明大寺本町4-35 CANVASビル1F
tel0564-64-6317
時間11:00~22:00(LO21:00)
定休日不定休
HPhttps://cafedays.owst.jp