お米文化に変わるパン文化を広めたい la vie du reve(ラヴィデュレーヴ)愛知県岡崎市

やさしい時間のお供に、 岡崎食パンの ブレッドメニューを。 mado cafe
焼成パン・卸売り カフェ 愛知県岡崎市
la vie du reve (ラヴィデュレーヴ)

マドカフェ

住宅地の中に、ぽつんと姿を表す三角屋根の一軒家。緑に囲まれたアプローチへ足を踏み入れると、まるで絵本の中に迷い込んだような、ほんわかした空気に包まれます。
アンティークカフェやレトロ喫茶のブームがやってくる随分と前から、カフェ好きの聖地として愛される「mado cafe」。
ラヴィデュパンがオープンした翌日。ゆっくりつながり始めた、「mado cafe」とラヴィデュレーヴの縁。「mado cafe」は、ラヴィデュレーヴにとって、初めてのパンの卸先となり、今にいたるまでずっと共に歩んできました。
「mado cafe」とラヴィデュレーヴの思いが詰まった、岡崎食パンを使ったトースト、サンドウィッチメニューを求めて、柴田さんご夫妻をたずねました。

空間づくりもメニューも、
時を経ても変わらない良いものを。

― お店づくりで心がけていることは?

「mado cafe」にたゆたう時間を楽しみながら、ゆっくり滞在していただけるような店にしたいというのが、オープン時からの変わらない思いです。そのひとときのお手伝いとして、おいしいドリンクと手作りの食事、スイーツが、そっとお供できたらいいかなと。


― オープンから14年経ちますが、メニューの構成は変わりましたか?

もともと、カフェの定番メニューが中心ということもあり、あまり大きくは変わっていません。カスタードプリンなどは、オープン当時まったく人気がなかったのですが、最近のプリンブームのおかげで急にオーダーが増えて驚いています。空間づくりもメニューの内容も、時代に流されすぎず、時を経ても変わらない良いものを大切にしていきたいですね。

今まで出会った食パンとは、
まったく別もののような衝撃。

― ラヴィデュレーヴのパンとの出会いは?

もともとお願いしていたパン屋さんの担当者が代わり、お店自体も方針転換をするということで、私たちの方向性と少しずれてしまうかなと心配をしていて。良いパン屋さんを探していたんです。
ちょうどその頃、知人が投稿したSNSの記事で、ラヴィデュパンがオープンするということを知り、どんなパン屋さんか気になったので、オープン翌日に買いに行ったんです。そうしたら、入り組んだ路地の住宅街の一角に、すごい行列ができていて、車も大渋滞でした。
やっとの思いで買ったパンを夫婦で食べてみたら、すごくおいしくて。それから何度もお店を訪れて、いろんな種類のパンを食べました。
中でも、岡崎食パンを食べた時は「今まで食べた食パンとは、まったく別の種類の食べ物みたい」と感じるほど、衝撃を受けました。

― ラヴィデュレーヴにパンを依頼することになった経緯は?

こんなにおいしいパン屋さんが同じ岡崎市内にあるなら、ぜひお願いしたいと思いました。加藤さん(ラヴィデュレーヴ代表)に相談したところ、オープンしたばかりでお忙しい時期だったのに、快くお引き受けいただき、何種類もパンをご提案いただきました。
実は最初、岡崎食パンがいいなと思いつつも、あまりのもちもち感に、カットする時の作業性などを考えて少し気後れしてしまったんです。でも、いろいろ食べた中で「やっぱりあの味が忘れられない」と、夫婦2人の思いが一致して。初心に立ち返り、岡崎食パンでお願いすることにしました。

― ラヴィデュレーヴとの出会いの中で、印象深い思い出はありますか。

加藤くんの目力!(笑) 心からパンが好きなんだなという情熱が、会話の内容はもちろん目からも伝わってきて。あのパッションが、パンの味からも伝わってきますよね。そして何より、パンに関することは、このプロフェッショナルに任せておけば間違いない、頼りになる存在という確信がありました。

― ラヴィデュレーヴのパンを使うようになってから、お客さまの反応はいかがですか?

「これ、どこのパンですか?」って聞かれることが多くて、すごく反響があります。以前のパンがおいしくなかったということではなく、まったく別物のような、“食パン”のイメージを覆すインパクトがあるんだと思います。私たちとしても、メニュー名は同じなのに、まったく違う料理になったと感じるくらいの変化がありました。


― 「mado cafe」とラヴィデュレーヴの共通点を感じることはありますか?

私たちは地産地消を意識していて、野菜やフルーツなど、できる限り地元産のものを使うようにしています。ラヴィデュパンは、味や店の雰囲気は洗練された都会的な印象ですが、岡崎産の小麦を使ったり、地名を付けた商品があったりと、郷土愛を端々に感じますよね。地元を大切にする心は、通じる部分があると思っています。

― ラヴィデュレーヴのパンとの出会いは?

もともとお願いしていたパン屋さんの担当者が代わり、お店自体も方針転換をするということで、私たちの方向性と少しずれてしまうかなと心配をしていて。良いパン屋さんを探していたんです。
ちょうどその頃、知人が投稿したSNSの記事で、ラヴィデュパンがオープンするということを知って。どんなパン屋さんか気になったので、オープン翌日に買いに行ったんです。そうしたら、入り組んだ路地の住宅街の一角に、すごい行列ができていて、車も大渋滞でした。
やっとの思いで買ったパンを夫婦で食べてみたら、すごくおいしくて。それから何度もお店を訪れて、いろんな種類のパンを食べました。
中でも、岡崎食パンを食べた時は「今まで食べた食パンとは、まったく別の種類の食べ物みたい」と感じるほど、衝撃を受けました。

― ラヴィデュレーヴにパンを依頼することになった経緯は?

こんなにおいしいパン屋さんが同じ岡崎市内にあるなら、ぜひお願いしたいと思いました。加藤さん(ラヴィデュレーヴ代表)に相談したところ、オープンしたばかりでお忙しい時期だったのに、快くお引き受けいただき、何種類もパンをご提案いただきました。
実は最初、岡崎食パンがいいなと思いつつも、あまりのもちもち感に、カットする時の作業性などを考えて少し気後れしてしまったんです。でも、いろいろ食べた中で「やっぱりあの味が忘れられない」と、夫婦2人の思いが一致して。初心に立ち返り、岡崎食パンでお願いすることにしました。

寄り添ったり、一歩引いたり。
懐深い岡崎食パン。

― 「mado cafe」のメニューと、岡崎食パンの調和性を感じる部分は?

「mado cafe」のトーストは、トースターではなく、焼き網で焼いています。香ばしい焼き上がりで中に水分をとじこめるので、水分量の多い岡崎食パンに焼き網はぴったり。表面はカリッと、中はもちもちの食感に焼き上がるので、岡崎食パンの個性をより一層、引き出せていると思います。
ただ強火だと、程よいサクサク感になる前に焼き色が早くつきすぎてしまうので、表面の水分だけを弱火でじっくり飛ばしながら、時間をかける焼き方へと変更しました。オーダーに追われると、つい焼きすぎてしまうので、目を離さないように気を付けています。


―岡崎食パンだからこそ生まれた、新メニューはありますか?

基本的にトーストは、定番メニュー主体だったのですが、岡崎食パンに感化されて生まれたのが、季節のトーストです。この味わい、食感を生かしたいと、遊び心を刺激されて誕生しました。
例えば秋は栗やいちじく、サツマイモなど甘いトーストも続々と登場するので、惣菜系トーストの後に、デザート感覚でもう1枚、スイーツ系のトーストを追加オーダーする方も多いですね。常連の方にとっても、季節ごとに楽しみが増えて、喜んでいただいています。

― 既存のメニューの中で、食パンを替えたことによって変化が顕著だったメニューはありますか?

岡崎食パンではじめて小倉トーストを作った時は、和菓子のあんこ餅や大福を思わせるようなもっちり感で、斬新な感覚でした。「mado cafe」では、きび糖と黒糖を使い、こっくりと深みのある優しい甘さの自家製餡を炊いています。岡崎食パンの力強さと合わせた時に、餡の風味にどのように影響するのか楽しみだったのですが、存在感が強いながらも使っている素材がシンプルなので、繊細な餡の味わいもしっかり引き立ててくれる。岡崎食パンの懐の深さを感じました。

― サンドウィッチメニューにも、岡崎食パンを使用されているのですね。

はい。サンドウィッチ用は、食パンをかなり薄くスライスします。トーストせず、生食で食べる岡崎食パンは、程よい弾力、噛み応えがありながら口溶けが良く、サンドする具材の味をしっかり受け止めてくれます。
例えば、岡崎発のブランド卵「ランニングエッグ」を使った、濃厚な味わいの卵サンドの時は、パンと卵が互いにしっかり主張し合うように。さっぱりと繊細な味わいに仕上げている自家製ハムに合わせると、やさしい小麦の甘さが際立つように。寄り添ったり、一歩引いたり。いろいろな食材とのマッチングを楽しんでいただけると思います。

いつか世の中が落ち着いたら、
ラヴィパンとコラボイベントしてみたい。

― 今後、ラヴィデュレーヴに期待すること、一緒に取り組んでみたいことは?

仕入れている食パンについては、すごく満足しているので、このまま長くお付き合いできたらと思っています。
「mado cafe」は以前、イベントなどにも参加していたので、今後、世の中が落ち着きを取り戻したら、またイベントに出店し、普段なかなか来店が難しい方ともお会いできたらうれしいですね。状況が許すならば、ラヴィデュパンさんとコラボレーションしたイベントなどができたら、すごく楽しいなと思います。

Shop Infomation

店舗情報

マドカフェ mado cafe

カフェ好きの柴田さん夫婦が、日本全国のカフェをめぐりながら思い描いた、理想のカフェを形にしたお店。トーストの定番は5種類。北海道のロースター「森彦」の豆によるコーヒーの香りにうっとり。


岡崎市井内町字下堤43-1
tel 0564-47-8051
時間 8:30~18:00
(モーニングLO11:00、ランチLO14:30、ティーLO17:00)
定休日 水・木曜
HP http://madocafe.jp

カフェ好きの柴田さん夫婦が、日本全国のカフェをめぐりながら思い描いた、理想のカフェを形にしたお店。トーストの定番は5種類。北海道のロースター「森彦」の豆によるコーヒーの香りにうっとり。

岡崎市井内町字下堤43-1
tel0564-47-8051
時間8:30~18:00
モーニングLO11:00
ランチLO14:30
ティーLO17:00
定休日水・木曜
HPhttp://madocafe.jp